【対談記事】初対面の男性にしてほしいこと(女性アンケート結果)


出会いの場でなぜ“すれ違い”が起こるのか?
SNSでは見えないリアルな空気感、イベント現場で感じた違和感。
メンズメイク店長と街コン歴10年のささきが、スタッフ金沢(男)を巻き込んでガチで語る“あるある”と“地雷”。
ちょっと笑えて、ちょっとグサッと刺さる。
そんなラジオ風対談、はじまります。


ささきの写真

ささき(街コン主催・「日常に出会いを」運営)
街コン歴10年以上。ポコロコの売上貢献&円頓寺商店街へ集客を目標に「日常に出会いを」を主催。

加藤の写真

加藤(メンズメイク店長)
メンズメイクコレクション店長。個人のお客様から芸能人まで幅広くメイクを手がける。なぜか「日常に出会いを」のコンセプトに共鳴し、まさかの現場スタッフに参戦。
ほんと、なんできたの?

金沢の写真

金沢(イベントスタッフ)
本職は知る人ぞ知る超営業会社の役職持ちイケメン。なぜか「日常に出会いを」のスタッフに加入。

ほんと、なんできたの?

この対談、あんまりかしこまらず、ゆるく読んでもらえればと思ってます。
今回は、喋るきっかけにInstagramで女性に対して「初対面の男性にやってほしいこと」というアンケートを取りました。

その結果、6件くらい回答をいただけました。
(回答いただいた女性の方ありがとうございました!)

結果、大きく2つのテーマに分けられました。

  • 1つ目が「コミュニケーション」
  • 2つ目が「見た目・清潔感」

まずは「コミュニケーション編」から

女性の方から以下のような意見を頂きました!!

「喋る時の相槌を大事にして欲しい。女の子が話している時には、反論じゃなくて共感が大事。」
「たくさん質問して来て欲しい!会話のキャッチボールがしたい!」
「話題提供!こちらが必死に話さないと続かない空気辛いです🥲」
「緊張してると思いますが、会話の始まりは先に言って欲しいです!」

ささき

ささき

いやこれもう、めちゃくちゃ普通のことじゃない?(笑)でも裏を返すと、これができてない男性が多いってことなんかねー。

金沢

金沢

女性は“会話頑張ってる側”になっちゃってるパターンが多いっすよね。

加藤

加藤

あるあるです。男性は「何か言わなきゃ」で黙る。女性は「この空気、私が埋めるのか…」と焦る。

ささき

ささき

実際、次にあっても良いなって思われたいんだったらさ、少なくとも相手の人から会いたいなって思われないといけないからこの状態だと次は難しいかもだよね💦
ただ、そんな難しいことじゃなくて、自分が話しかけにくいなって思ってるなら、相手もきっと同じことを思ってるはず。それを女性から話しかけてもらうってのはNGだよね。女性って待たなければいけない的な側面あるし。眼の前の人の事を考えてあげたらできるはず!きっと!

加藤

加藤

「準備してきた感じ出すのダサい」って思ってる人、全員損してますから。

金沢

金沢

連想ゲームでいいんですよ。「最近◯◯にハマってて〜」とか。広がる話題ってけっこう日常の中にありますから。

加藤

加藤

あと、コミュニケーションといえば、最近は、マッチングアプリの普及で「出会う機会」自体は増えていますけど一方で、実際に女性と“リアル”で話すことに苦手意識を持つ男性がすごく多いんです。
チャットだと、かっこいいことやちょっとクサいセリフも言える。でも実際に会うと、目を合わせられない、会話が続かない、沈黙に耐えられない——そんな悩みを持ってる人が本当に多いんです。

実際、僕はこれまで何千人ものお客様を施術してきましたが、「リアルで女性と話すのが苦手」という悩みは年々増えてきていると感じています。
特に最近では、街コンのような“対面での出会い”の方が、むしろハードルが高くなってきてるんですよね。昔は逆で、街コンの方が安全で、アプリは「出会い系」として敬遠されがちだった。でも今はその逆転現象が起きてる。

つまり、出会うチャンスは増えてるけど、“リアルでの対話力”や“フィジカルな場に出る力”が下がってる。 そんな印象があります。

ささき

ささき

えー、実際文字で話すより直接相手を見て話したほうが楽だけどな…
文字だと返ってくるまで反応がわかんないし、リアルタイムで反応見ながら言う事変えて、反応が良いものをチョイスしてあげたほうが良くない?
営業みたいな感じだよね笑

金沢

金沢

それは例外ですよ笑

続いて「見た目・清潔感編」

「清潔感がある、その場だけでもいいから楽しもうとする気持ちが感じられるか。」
「清潔感!服装!笑顔!」

金沢

金沢

はい、出ました。ザ・清潔感(笑)

加藤

加藤

清潔感って、実は男女で捉え方がけっこう違うんですよね。男にとっては「風呂入ってるし大丈夫でしょ」くらいの感覚でも、女性から見たら「眉毛整えてる?肌荒れてない?」みたいなところまで見られてる。

実際、僕のところにも月に何回もホットペッパー経由で男性のお客様が来るんですが、**今、メンズ眉毛サロンの単価って平均6,500円くらいなんですよ。**下手したら髪切るより高い。
でもそれだけ「眉毛の印象」が大事ってことなんです。

メイク業界では「顔の印象の6割は眉毛で決まる」とまで言われていて、僕らプロにとっても眉毛って一番難しいんですよ。
なぜかというと、お客様の理想のイメージと骨格に合うデザインが必ずしも一致しないから。そこを丁寧にカウンセリングして、バランスを取る必要があるんです。

だからこそ、「自分でサッと剃って終わり」ではなくて、ちゃんとプロに任せた方が“清潔感”という意味では圧倒的に効果がある。
そしてそれが、結果的に自信につながる。自信がつけば、会話や振る舞いにも自然と余裕が出てくる。
つまり、清潔感=第一印象の武器だし、**眉毛はその中でもコスパ最強の“おまじない”**みたいなものなんです。

ささき

ささき

俺、眉毛整えたことない人生なんだけど(笑)

加藤

加藤

でも“自信”が変わるんです。目見て話せない人ほど、こういう“お守り的自信”が効く。

ささき

ささき

なんか、ほんとお守りっぽいな(笑)

加藤

加藤

それそれ。「自信のお守り」。僕たち、そういうのを売ってるんです。

加藤

加藤

ちょっと、話がそれるんですけど、実は、以前東京で雑誌の対談をさせていただいたときに、ある有名な女性アーティストの方とお話する機会があったんです。
彼女が言っていたことで、すごく印象に残っているのが、「最近のSNSやマッチングアプリの影響で、男女ともに“見た目”への自信をなくしている人が増えている」という話でした。

今って、SNSを開けばすぐに加工されたイケメンや美女の写真がたくさん目に入ってくるじゃないですか。マッチングアプリも同様で、プロフィール写真は盛れているのが当たり前。
そんな環境にいると、どうしても「自分はこんなにかっこよくも、可愛くもない」と感じてしまって、自己肯定感が下がったり、リアルでの積極性がなくなっていくんですよね。

見た目のハードルが無意識に上がっているせいで、「リアルで会ったら幻滅されるんじゃないか」と不安になる人も多くなってきている。それが、出会いの場で一歩踏み出せない原因にもなっていると思います。

ささき

ささき

まー確かに、SNSとかアプリ見てると、全員モデルかよってくらい美男美女ばっかで、そりゃ自信なくすわって思うよね。

でも正直、あれ全部「盛りまくった世界」だから、真に受けすぎるとしんどくなるんじゃないかな?
リアルで大事なのって、イケメン度より**清潔感と“ちゃんとしてる感”**じゃない?

たとえば加藤さんが言うように眉毛整えるだけでも印象ガラッと変わるし、それだけでちょっと自信出たりするんならメイクでもなんでもしたらいいよね。
思い込みじゃねって思ってるけどね。僕は。

リアルな出会いは「準備」と「余白」

ささき

ささき

色々あるけどざっくり、共感・笑顔・清潔感。これだけで、相手に「ちゃんと向き合ってくれてるな」って思ってもらえるんですよね。

金沢

金沢

こういう話って、何か突出してモテる男性なら必要ないと思うんですけど、実際その方向性の方が難しいと思うので、
女性の意見を聞いてやっておいたほうが無難で簡単ですよね。
受験勉強で過去問を解かなくてもできるならいいけど、やっといたほうがいいよね。みたいな。

加藤

加藤

清潔感も共感力も、センスじゃなくて“意識”。

ささき

ささき

以上!女性のアンケートをもとにした対談でした!またね!